【知ってて当たり前】自動車バッテリーとケーブルの正しいつなぎ方
こちらでは自動車がバッテリー上がりのときのケーブルの繋ぎ方について解説しています。
バッテリーケーブルの正しいつなぎ方
自動車のバッテリーケーブル(ブースターケーブル)の正しいつなぎ方は以下の通りです。
救援の自動車を故障した自動車までできるだけ近づけます。
バッテリー搭載位置をよく確認すること。
ブースターケーブルの赤い色のほうを、故障車のプラス側端子につなぎます。
もう一方を救援車のプラスにつなぎます。
続いて黒いほうは救援車側のマイナスターミナルに接続してから、故障車側のエンジンブロックもしくはエンジンルーム内の塗装されていない金属部分かバッテリーのマイナスターミナルにつなぎます。
ここまでで接続については終了。
バッテリーケーブルの正しいつなぎ方・エンジン
さて、接続ができたら、まず救援車のほうを5分ほどアイドリングさせた後、故障車のエンジンを始動させます。
セルモーターを回すのは10秒以内まで。
回し続けると、セルモーターの焼きつきの原因になります。
もし始動しなくても、30秒以上はあいだを開けてください。
エンジン始動ができたら、接続したのと真逆の順序で取り外します。
バッテリーケーブル接続、ここだけは絶対注意!!
ケーブルの被覆が破れていたり、傷がないかは必ず確認してください。
万が一、電線が見えていたら補修(ビニテなど)してから行ってください。
バッテリーのプラス側につないだケーブル(赤い方)の金属部分が、車のボディーやマイナス側につないだケーブル(黒い方)の金属部分に絶対に接触しないようにして下さい!
もし接触してしまうと、火花をふいてショートしたり最悪の場合は車両火災につながります。
エンジン始動後の注意点!
エンジンがかかったから、「もうひと安心だな」なんて思ったら大間違いで、この後がとても重要なんです。
それは、バッテリーの充電をすること!
可能であれば、ガソリンスタンド等にある専用のチャージ機で充電してもらうのがベストですが、最低でも30分くらいの走行をして下さい。
エンジンがかかっている間はバッテリーが充電されますので、目的の場所に到着してすぐエンジンを切るのではなく、30分くらいの走行充電が必要です。
しかし、一度上がってしまったバッテリーは、充電したからといって本来の性能を発揮してくれるわけではありません!
新品のバッテリーなら充電すればまだ大丈夫ですが、1年以上経過しているようなバッテリーは、またすぐにバッテリーが上がる可能性が高いので、早いうちにバッテリー交換をおすすめします。
近頃では再生バッテリーという、新品価格の半額以下で購入できるバッテリーもあります。
性能や寿命といった面でも新品と比べて劣らないと評判ですから、交換を検討されているようでしたら格安で交換することができる再生バッテリーを試してみては?