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正しいメンテナンスでさらに長持ち!自動車のバッテリー液の補充方法

自動車のバッテリー液の補充方法って一体どうやってやればいいのでしょうか?
正しくメンテナンスすれば長持ちして維持費を少なくできる、自動車のバッテリー液の補充方法を詳しく解説しています。

自動車バッテリー液の補充方法・準備編

まずは、補充液として水道水ではなく精製水を用意します。
カーショップやドラッグストア等で購入できますが、やむをえない場合は水道水でも構いませんが、精製水の方が不純物が少なく望ましいです。

また、カーショップではバッテリー強化剤という補充液も販売されていますが、精製水や水道水で十分です。
逆に強化剤をいれてしまうとバッテリー内部のセル(電極)を痛める恐れがあります。

かなりバッテリーが弱ってしまっていて、一時的にバッテリーを強化するには強化剤の使用はオススメですが、それ以外では使わない方が良いでしょう。

そして、エンジンがかかってないこと(もちろんキーはOFF)を確認して、ボーンネットを空けてバッテリーが見える状態にします。

エンジンを切ったばかりの状態だと、エンジンルーム内は冬でもかなり高温になっている可能性がありますので注意して下さいね。

自動車バッテリー液の補充方法・実践編と注意点

補充する前に、安全のため作業者は身に着けている金属類(時計やネックレス等)は外しておきましょう。

バッテリーのプラス端子(赤いキャップ付)とマイナス端子、プラス端子と車両の金属部分(マイナス端子につながっているため)が工具や金属で同時に接触するとショートしてしまい、最悪の場合は車両火災になりかねませんので注意して下さい。

バッテリー液の補充の仕方として、まずはバッテリーの上面にある6つの丸いフタをあけます。
ネジのような構造になっているので、反時計回りに回していくと緩んで外せます。
溝が彫ってあるので、コインなどで回して簡単に緩めることができます。

この時、フタに水滴がついている場合がありますが、この水滴にはくれぐれも注意して下さい。
この水滴は希硫酸なので、目などに入ったりすると重大な事故につながる可能性もありますし、服などに付いた場合も服が腐食してしまう場合があります。

フタを取り外し、6箇所の穴に補充液を注ぐのですが、絶対にアッパーレベルは超えないようにしてください。
入れすぎた場合、上面からこぼれて周辺部品の腐食につながります。

また、6箇所の液面がなるべく均等になるように補充して下さい。

バッテリー内部では6箇所でそれぞれ2Vずつ出力し、合わせて12Vになるように作られていますので、液面のバラつきは安定した電圧を出力できないばかりか、負担がかたより寿命を縮めてしまいます。

液面が見えにくくてどれだけ注入して良いのか判断しにくい場合は、外したフタをキレイに拭き取って穴に入れてみて、先端に液が付くくらいで大丈夫です。

補充後、フタをきちんと締めれば完了です。

バッテリー液を補充するだけで大丈夫!?

日常的なメンテナンスとしてバッテリー液を補充する場合なら大丈夫ですが、バッテリー液が減っているということは確実にバッテリーが劣化しています。

次の項目に当てはまる方は、そろそろバッテリー自体の交換を考えた方が無難です。

  • 6ヶ所の液の減り具合がバラバラ
  • 液がすぐ減る気がする(通常、半年くらいではほとんど減りません)
  • 液面がLOW(ロワー)より下回っていた
  • 乗り方にもよりますが、2年くらいは使用している
  • 以前にバッテリー上がりを起こしている
  • バッテリーの端子部分に白っぽい粉のような物が付着している

こんな状態のバッテリーはかなり劣化しているので、残念ですが寿命の可能性が高いです。

弱っているバッテリーに液を補充すると、液の濃度が薄くなり比重が下がってしまい、最悪の場合はバッテリー上がりと同じ状態になってしまうことがあります。

つまり、エンジンを始動することができなくなる可能性もあるということです。

せっかく車のためにと思ってメンテナンスしても、イザっていう時にエンジンがかからなかったら意味がありませんので、交換することも考えてみてはいかがでしょうか?

最近では、性能は新品に近い状態で通常の半額以下で購入できる再生バッテリーというものもあります。
どのみち交換しなければいけない物なので、この機会に試してみるのも良いかもしれませんね。

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